ポジポジ病院通信 第二十三回:決済の時だけ訪れる、寒気を伴う金縛り

 

皆さん、こんにちは!今回はポジポジ病の中でも深刻かつ謎めいた症状、「決済時金縛り現象」について取り上げます。ポジるときは羽のように軽いのに、決済のときだけ突如体が固まり、手がマウスから離れない…そんな体験、ありませんか?

この症状、FX界隈では密かに「決済前金縛り症候群」と呼ばれているとかいないとか。実はこれ、多くのトレーダーがひそかに悩む、典型的なポジポジ病の一種なのです。

1. ポジるのは軽い、羽のごとし

トレード画面を開いた瞬間、チャートがちょっと動いたら「これは行ける!」と反射的にポジる。まるでエンタメ感覚、反応速度はオリンピック選手級。もうマウスが勝手にクリックしてるんじゃないかと思うほど。

ところが…。

2. 決済になった瞬間、急に訪れる「動けない病」

含み損が広がっている…チャートは逆行している…ストップロス?入れてない。今すぐ切れば軽傷で済む…そう頭ではわかってる。なのに指が動かない!寒気がしてくる!「今切ったら負けが確定しちゃう…」「いや…戻るかも…」
はい、金縛り発動。

利確のときでさえ、「もうちょい伸びるのでは…?」という謎の強欲センサーが起動し、なぜか出口に向かう足が止まる。

3. 金縛り発動のメカニズム(仮説)

  • 損失を認めたくない心理
     =「切ったら現実」理論。

  • 希望という名の幻想
     =「もうちょっとで戻るかも」シンドローム。

  • ポジポジ病の進行形
     =決済は治療、ポジるのは快感。

4. 脱・金縛りのコツ

  • 事前に出口を決めておく(損切り・利確)
     → 決済時の自分は信用しない、これが鉄則。

  • ルールを破ったら罰ゲーム
     → 例えば「次の1回はデモトレにする刑」など、ちょっと痛みのある仕組みを自分に。

  • 決済ボタンに「押せ!俺!」と書いておく
     → 自作インジケーターに搭載してる人も(本当か?)

まとめ

FXはポジって終わりではありません。むしろ勝敗を分けるのは「どう決済するか」にあります。次からは「チャートが冷えたら心も冷やす」、これを合言葉に、羽のような指先を、時にしっかり固めていきましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

ポジポジ病院通信 第三十二回:デモポジ?リアルポジ?

  デモトレードの世界 では、私は無敵だった。 エントリーは完璧なタイミング 利確も損切もルール通り トレードノートには名言が並ぶ 冷静沈着、感情ゼロのAI系トレーダー 「これはもう、プロだな」 「今の俺なら資金管理セミナー開けるぞ」 「年利30...