ある日、相場観を語り合う仲間たちの会話の中で――
A「まあ、それってポジショントークだよね」
ポジポジ患者「!?!?!?今ポジって言った!?どこ!?どの通貨!?」
こんな反応をしてしまったあなた。
その過剰反応、完全に末期のポジポジ病です。
● そもそも“ポジショントーク”って何?
冷静になってください。
「ポジショントーク」とは本来――
自分が有利になるように言葉で世論や相場を誘導する行為。
例:自分がドル円ロング中 →「円安しか勝たん」とツイート連投。
つまり、心理的なポジション取りの話であって、
新規注文のチャンスではありません!!
● でも患者はこう聞こえる
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通常の人「ポジショントーク」
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ポジポジ病患者「……ポジ……ポジ……今すぐエントリー!!!」
会話に“ポジ”の2文字が入っているだけで、
なぜかMT4アプリを起動してる自分がいる。
反射神経、もはやネコがレーザーポインターに反応するレベル。
● あるある誤解集
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「ポジショントーク禁止って言われてる!」
→ SNSでのトレード論争に自分の未決済ポジションを堂々披露するのは違う意味でアツい。 -
「この人、ショートのポジショントークしてる…つまり今からロングで逆張りだな!」
→ それが狩られるパターンのフラグです。 -
「ポジト…って言ってるってことは、仲間だな!」
→ 相手はただの経済コメンテーターです。多分ノーポジ。
● ポジポジ病との関係性
実は、ポジショントークという言葉に反応してしまうのは、
常にポジションを持っていたいという精神的飢餓感の表れです。
この状態になると、もはや「ポジ」=「生存確認」となり、
言葉の“音”ですらトレードチャンスと誤認してしまいます。
● 処方箋:言葉は意味で聞こう
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「ポジショントーク」と言われても、反射でアプリを開かない
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「今ポジってます?」と聞かれても、ノーポジでも胸を張って答えよう
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「ポジトーク」って略されても、落ち着け、それは別の話だ
まずは言葉を冷静に意味で受け止める力を取り戻しましょう。
それが、ポジポジ病克服の第一歩です。
まとめ
「ポジショントーク」は注文のサインではありません。
それは、情報戦・心理戦の世界で使われる言葉。
でも、ポジポジ病のあなたが“誤認エントリー”をしないように、
今ここで覚えておきましょう。
ポジション=持ってるもの
ポジショントーク=持ってる人の話
ポジポジ病=持ってなくてもポジる病気
落ち着いて、深呼吸して、ポジショントークに踊らされず、
自分のトレードルールを信じて進んでいきましょう!


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