ポジポジ病院通信 第三十九回:大災害発生!ってポジってる場合じゃないですよ!

「速報です。〇〇県で震度6強の地震が発生――」

スマホの警報と同時に、チャートアプリを開いてしまうあなた。
…そのポジポジ反射、ちょっと待ってください。

命の危機を前に、“ポジチャンス”ではありません。


● あの日も、そうだった

東日本大震災。
熊本地震。
豪雨災害や大規模停電。

あの時、実際に為替市場が大きく動いたのは事実です。
中には“パニック円売り”に乗じて利益を出したトレーダーもいたでしょう。

でもそれは、
安全な場所から冷静に状況を見られる立場にいた人の話です。


● ポジったままネットが止まったら?

想像してみてください。

  • 指標発表直後、エントリー!

  • 数分後、地震が発生。家が揺れる。

  • 机の上のモニターが倒れそう。電気が…切れた。

  • スマホもつながらない。充電もわずか。

  • チャート?決済?…もうアクセスできない。

この時、ポジションを持っていたあなたは、
「市場がどう動くか」よりも、
自分が無事かどうか」に集中しなければなりません。


● FXは“安定した環境”あってこそ

トレードという行為は、

  • 通信環境

  • 電力供給

  • 冷静な思考

これらがすべて揃って初めて成立します。

それが崩れる状況でポジションを取るのは、
ブレーキのない車に乗ってレースに出るようなものです。


● 災害時の正しい優先順位

  1. 命を守る(避難・安全確認)

  2. 家族・大切な人と連絡を取る

  3. 必要物資・避難場所の確保

  4. 生活インフラの確認(電気・水・ネット)

  5. トレードのことは、そのあとです


● 「チャンス」は何度でもある

相場は、明日も動きます。
でも、あなたの命が1つしかないのは確定事項です。

災害時、ポジることで得られる“利益”と、
命や生活の“損失”を、冷静に天秤にかけてください。


● まとめ

ポジポジ病患者にとって、
あらゆる出来事が「エントリーのきっかけ」に見えてしまうことがあります。

しかし本当の意味で“生き残るトレーダー”とは、
市場からも、災害からも、生き残れる判断ができる人です。

チャートは逃げません。
ポジションはあとで取れます。

まずは、身を守ってください。
それが何よりの“勝ちポジ”です。

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