「今日は冷静に、条件がそろうまでステイだ。」
画面にチャートを映し、コーヒーを片手に落ち着いて座る。
一見、理性的。大人のトレーダーに見えます。が――
そのステイ、ほんとに“待てて”ますか?
● 長く張りつくほど「焦り」が芽を出す
トレードにおいて「待つこと」はとても大切です。
ただしそれは、“何もせず見続けること”ではありません。
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エントリーポイントを探すつもりが、
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気づけば30分、1時間とチャートを凝視…
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いつの間にか「動いた!入る!入らなきゃ!!」と焦りが発生
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→ そして条件が整っていない“なんとなくポジ”へ
「完璧なタイミングを待ってたはずなのに…なぜ…?」
● ステイしてるつもりが、ポジの準備体操
実はこの“ステイ状態”、ポジポジ病の中期〜重症段階で
よく見られる症状です。
✅ 待つ → 我慢 → ストレス蓄積 → 解放(ポジ)
このループは、
ただのポジ禁リバウンド。
● 緊張感とこだわりが、判断を鈍らせる
ずっと監視してるからこそ、
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「ここで動いたら反応したい」
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「この形は前も上がったやつだ」
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「チャンス逃したくない!」
と、“勝手な確信”と“プレッシャー”が膨張していきます。
結果、冷静だったはずの自分が、
「なんとなくエントリー」に手を伸ばしてしまう…
● 対策:画面を見る=トレードではない
本当に「ステイ」を貫きたいなら:
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条件を明文化する(ローソク足3本で反転確認など)
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時間を区切ってチャートを“閉じる”習慣を持つ
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アラートや通知に頼って、**“見張らない勇気”**を持つ
そして、ポジポジ病患者には特に重要なこと:
「チャートと向き合う時間」と「トレードの質」は比例しません。
● まとめ
チャートに張りついていたのに冷静に見えた自分――
実は、ポジるための言い訳を探していただけなのかも?
そのステイ、本当に戦略的な待機ですか?
それとも、**“ポジりたい”をガマンする緊張感からくる前兆”**ですか?
ポジポジ病は、「待つ姿勢」すら変化させてきます。
本物の“ステイ”ができてこそ、一流のポジションが取れるのです。


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