ポジポジ病院通信 第二十七回:激闘!? 国内ポジ VS 海外ポジ


皆さんこんにちは。

今回はポジポジ病にありがちな「口座選びの勘違い」について、国内業者と海外業者の違いを軸に冷静に見ていきましょう。

簡単に言ってしまえば、海外の方が中毒性は高い
なぜか?それは“圧倒的ハイレバレッジ”と“追証なし”の甘い響きがあるからです。

● 海外口座の中毒性とは?

海外口座の魅力は、なんといってもハイレバレッジ
中にはレバレッジ500倍、1000倍といった業者もあり、数千円の証拠金で数十万通貨のポジションを取ることも可能です。

これがポジポジ病の人にとっては最高のオモチャ
少額でも「勝てる気がする」「一撃で逆転できる」という幻想にとりつかれ、
気がつけば資金は何度目かの“ゼロカット”の旅へ…

もちろん、これは「計算ができている人」にとってはただのまやかしです。
しかし、損益計算や必要証拠金を細かく気にしない人にとっては、知らず知らずのうちにギャンブル状態に入りやすいのが現実です。

● 国内口座の堅実さ

一方、国内口座はレバレッジ25倍までと制限が厳しく、追証(追加証拠金)制度も存在します。
一見すると「制限が多くて不自由」と思うかもしれませんが、これが安全弁となり、
資金管理や損失のコントロールを自然と意識させてくれます。

また、金融庁の規制下にあることで、出金トラブルが起こりにくく、信頼性が高いのも重要なポイント。
“資金を守りながら長く運用する”という観点では、圧倒的に国内に軍配が上がります。

● ポジポジ病との相性で考えると…

ポジポジ病は「感情優位」「計画軽視」「過剰トレード」の3拍子。
そこにハイレバレッジ&ゼロカットOKという海外環境が加われば…想像に難くないですね。

逆に、冷静に計算し、資金とリスクを天秤にかけながら取引できる人であれば、
海外口座の効率の良さや自由度を“ツール”として活かすことも可能です。

● まとめ

口座選びは「儲かりそうかどうか」ではなく、「自分に合っているかどうか」で考えるべきです。
特にポジポジ傾向がある人は、ハイレバ環境に飛び込む前に、
まずは自分の取引習慣と向き合ってみることをおすすめします。

リスクを知らずに飛び込めばそれはただの賭け事。
でも、リスクを理解して備えるなら、それは戦略的な投資です。

あなたが選ぶべきは、“感情に揺さぶられにくい環境”。
それがポジポジ病を克服するための、最初の処方箋になるかもしれません。

ポジポジ病院通信 第二十六回:病魔の影は遺伝から?

 

皆さんこんにちは!

今回はちょっと視点を変えて、**「ポジポジ病のルーツは我々のDNAにあるのでは?」**という深掘り(という名の妄想)回です。

「なんでこんなにポジりたくなるんだ…」
「手が勝手にポチる…」
「気づいたら画面開いて指が宙に浮いてる…」

そんなあなた、もしかしてご先祖様のせいかもしれません。

● 日本人、昔からギャンブル大好き民族説

遡ること江戸時代——
庶民の娯楽といえば?

そう、「丁半博打」!
サイコロ2つ、奇数か偶数か。それだけ。
でもそこに全てを賭ける男たちがいた。

そして現代、我々はロウソク足の上下と、レートの末尾1桁に魂をかけてポチっている。

…進化してません。むしろ画面がきれいになっただけ。

● おみくじ=ギャンブル説

「今年こそ大吉が出る気がする!」
「末吉!?いや、これは引き直し案件!」

そう、おみくじに“ナンピン”する人種。それが我々。
内容も冷静に読むとけっこう為替っぽい:

  • 「勢いで動くな」

  • 「待てば好転する」

  • 「焦ると損あり」

もはやこれ、相場格言です。

● くじ引き、ビンゴ、占い——全部ギャンブルの香り

  • 商店街のガラポン → ルーレット

  • ビンゴ大会 → エントリーとエグジットを見極める緊張感

  • 血液型占い → 謎に“今日はトレード避けて!”とか書いてある

つまり、ギャンブルの香りに包まれて我々は育っているわけです。

● ポジポジ病は文化です(開き直り)

ここまでくると、ポジポジ病とはもはや「病」ではなく「民俗文化」なのでは…?
ご先祖様が賽子(さいころ)を振り、我々はチャートをポチる。
彼らが裏庭の賭場に行ってたように、我々はスマホのMT4アプリを開く。

時代は変われど、本能は変わらず。
ポジポジとは…日本人の魂なのかもしれません。

最後に、信じるか信じないかは、、、、(みなまでいわず)

ポジポジ病院通信 第二十五回:スマホとPC、ポジするならどっち?

 

皆さんこんにちは。

今回はポジポジ病から少し距離を置いて、トレード環境としての「スマホ vs PC」問題について、冷静に比較し、考察してみたいと思います。

私たちがFXをするうえで使うデバイスは、意外にも“性格”や“習慣”に影響されやすいもの。どちらを使うかで、トレードの精度やリスクへの向き合い方が大きく変わることもあります。

スマホトレードのメリット・デメリット

  • メリット
     ・とにかく手軽、どこでもポジれる
     ・通知機能など、即応性が高い
     ・指一本で完結できる操作性

  • デメリット
     ・画面が小さく、チャート全体の把握がしづらい
     ・マルチウィンドウで複数の情報を同時に見るのが難しい
     ・通信環境が不安定な場面も(移動中・地下など)
     ・“勢いでポジる”には最高の環境(つまりポジポジ病には危険)

PCトレードのメリット・デメリット

  • メリット
     ・画面が大きく、情報量も圧倒的に多い
     ・高性能チャートツールや外部インジケーターが活用できる
     ・複数モニターで同時に市場を俯瞰できる
     ・通信も安定し、実行速度も信頼できる

  • デメリット
     ・デスクトップ型だと持ち歩けない、すぐにポジれない
     ・“構える感”があるため、お手軽重視には不向き
     ・環境が整っていないと逆に不便

どちらが正解か?

結論から言えば、**どちらが“優れている”かではなく、どちらが“自分に合っているか”**です。
実際には、PCでチャートを分析し、スマホでポジションを取るという使い分けをしている人も多く、これがまたとても合理的なスタイルです。

また、「スマホ派」だからといってダメというわけではなく、スマホでもルールを定め、判断を計画に基づいて行える人は、立派な勝ち組です。
要は、冷静さと準備が伴っていれば、どんな端末を使っても構わないということです。

ポジポジ病との関係

今回のテーマの核心はここです。

「スマホかPCか」と悩む前に、“自分にとって有利な環境はどちらか?”を考え、選択できる人はポジポジ病にはなりません。
なぜなら、その思考自体がすでに**“戦略的”であり、“感情ではなく論理で判断している”**証拠だからです。

逆に、「スマホのアプリ開いたらついポチッと…」「なんか動いてる気がするからエントリーしちゃった…」というのは、思考停止トレードの代表例。まさにポジポジ病の温床です。

まとめ

トレード環境は、自分の性格・スタイル・目的に合わせて最適化するもの。
スマホでもPCでも、“勝ちやすい環境”を自分で構築できればそれが正解です。
そして、その判断を「冷静にできているかどうか」が、ポジポジ病かどうかの分かれ道。

デバイスの話をしているようで、実は自分の思考と向き合う話でもある。

そういう意味で、今日のテーマは“ポジ病卒業チェック”としてもオススメです。


 

ポジポジ病院通信 第二十四回:ポジポジに掛け声が出始めたら重篤です!

皆さん、こんにちは!

今回はポジポジ病の**「重篤ステージ入り」を見分ける決定的なサイン**についてご紹介します。
それは…トレード時に、声が出るようになったらアウトです。

「よし、ここで買いっ!おりゃっ!」
「お願いしまーす、下がってくださーーーいっ!」
「くっ…!損切りっ!…すいませんでしたっ!!」

——もしこれ、心当たりあるなら、今すぐ入院をおすすめします(ポジポジ病院へ)。

1. 声が出る=感情が出ている

ポジるときに「おりゃ!」とか「いっけぇぇぇ!」が出てしまう人、それ、感情です。
完全に、チャートじゃなくて己のテンションでトレードしてます。
そしてそのテンションに合わせて、ロットも無駄に跳ねがちです。

逆に決済時には…

  • 「ちょっとでいい、もうちょっとで…」

  • 「…せめて建値に…」

もう、チャートに祈ってる時点で負けてます
FXは宗教じゃありません。お祈りではなく、計画でやりましょう。

2. 掛け声トレーダーのあるある症状

  • マウスを押す瞬間、気合いの声が出る

    • 「押すなよ?絶対押すなよ?…ポチィィ!」

  • 損切り時に叫ぶ

    • 「ごめんなさいって言ってるだろぉぉぉ!」

  • チャートに話しかけてる

    • 「…いや、今そこで止まったら意味わからんて…」

なお、これを周囲に聞かれている可能性があるという二次被害にも注意が必要です(特に在宅ワーカー)。

3. 声が出そうになったら試したい対策

  • トレード中は口にガムテープ(冗談です、たぶん)

  • 「しゃべるなルール」導入:話したら即チャート閉じる

  • トレードごとに「実況コメント」をメモに書き出す

    • 視覚化することで、自分のメンタルのブレが見えるようになります

まとめ

ポジるときに「おりゃ!」が出たら、それはもうチャートと真剣勝負してるふりをした感情の暴走です。
冷静さは画面の外に置き忘れ、精神は戦国武将。
これでは勝てるわけがありません。

ポジポジ病が重症化する前に、まずは声を飲み込み、次にポジションも絞りましょう。
静かなるトレードに、勝機は宿る。(これ、病院の標語にしたい)

でも、ときには楽しくやることも大事ですよ!

ポジポジ病院通信 第二十三回:決済の時だけ訪れる、寒気を伴う金縛り

 

皆さん、こんにちは!今回はポジポジ病の中でも深刻かつ謎めいた症状、「決済時金縛り現象」について取り上げます。ポジるときは羽のように軽いのに、決済のときだけ突如体が固まり、手がマウスから離れない…そんな体験、ありませんか?

この症状、FX界隈では密かに「決済前金縛り症候群」と呼ばれているとかいないとか。実はこれ、多くのトレーダーがひそかに悩む、典型的なポジポジ病の一種なのです。

1. ポジるのは軽い、羽のごとし

トレード画面を開いた瞬間、チャートがちょっと動いたら「これは行ける!」と反射的にポジる。まるでエンタメ感覚、反応速度はオリンピック選手級。もうマウスが勝手にクリックしてるんじゃないかと思うほど。

ところが…。

2. 決済になった瞬間、急に訪れる「動けない病」

含み損が広がっている…チャートは逆行している…ストップロス?入れてない。今すぐ切れば軽傷で済む…そう頭ではわかってる。なのに指が動かない!寒気がしてくる!「今切ったら負けが確定しちゃう…」「いや…戻るかも…」
はい、金縛り発動。

利確のときでさえ、「もうちょい伸びるのでは…?」という謎の強欲センサーが起動し、なぜか出口に向かう足が止まる。

3. 金縛り発動のメカニズム(仮説)

  • 損失を認めたくない心理
     =「切ったら現実」理論。

  • 希望という名の幻想
     =「もうちょっとで戻るかも」シンドローム。

  • ポジポジ病の進行形
     =決済は治療、ポジるのは快感。

4. 脱・金縛りのコツ

  • 事前に出口を決めておく(損切り・利確)
     → 決済時の自分は信用しない、これが鉄則。

  • ルールを破ったら罰ゲーム
     → 例えば「次の1回はデモトレにする刑」など、ちょっと痛みのある仕組みを自分に。

  • 決済ボタンに「押せ!俺!」と書いておく
     → 自作インジケーターに搭載してる人も(本当か?)

まとめ

FXはポジって終わりではありません。むしろ勝敗を分けるのは「どう決済するか」にあります。次からは「チャートが冷えたら心も冷やす」、これを合言葉に、羽のような指先を、時にしっかり固めていきましょう。

ポジポジ病院通信 第三十一回:ポジポジ中期症状。都合のいいライン探し

 「トレードはテクニカル分析が命!」 そんな言葉を真に受けたある日、 あなたのチャートは―― 線まみれ になった。 ● どんどん引けるぞ!トレンドライン無限ガチャ 上昇トレンドっぽく見えたら斜めに1本、 一回止まった値段があったら水平に1本、 安値と安値を結んでみて...